雑誌『岩戸開き 第5号』が発売開始となりました。(アマゾンで2/19、全国書店で2/28)ウェブサイト「岩戸開きオンライン」では、都市伝説でおなじみの関暁夫さんがナビゲーターとして、毎回、独自の視点から、本誌のコンテンツに絡めて、宇宙的&スピリチュアルな関ワールドを語ってくださいます。

『岩戸開き』ナビゲーター 関暁夫さん 

波動を高めるためには、
自分の中に「光軸」を立てる!

「波動を高める」ための心の教育

「波動を高める」というのは、自分自身の直感性をもっと秀でたものにしていくこと。頭でっかちでなく、自発的に行動ができる人間であること。何が偽物で、何が誠か、自分で見極められる感覚をもつこと。
それには心の教育が必要です。

昔の日本では、お宮さんもお寺さんもみんなが一緒になって、地域ぐるみで、子供たちに、感謝の心や命の在り方を教えていました。当たり前に道徳教育がなされていたんですね。

今のスピリチュアル系の人たちはつい神道にいきがちですけど、仏教の教えが根本の土台にないと、この和の国のスピリチュアリティが共存共栄できないんですよ。

日本は神仏習合の国!

元々、日本は神仏習合の国。昔はどの神社さんでも仏像がまつってあったり、お寺さんでも鳥居があったり、両方が融合して、うまく共存していました。

でも、明治政府が「神仏分離令」(神道と仏教を分離させる)を出して、廃仏毀釈が起こって、日本の神社から仏像や五重塔や仏具を根こそぎ焼き払ったり、捨てたり、罰当たりなことをたくさん行って、神仏習合でずっとうまくやってきた調和を壊してしまったんですね。

それから百年以上経ち、日本人はどんどん世代交代してきて、多くの人は神仏混交されていたことすら忘れてしまったんです。

今こそ、日本はそもそも神仏習合の国ということを今一度思い出してほしい。
日本は、本来、神様も仏様も一緒の国であり、昔の日本人は、どちらもありがたい教えであることを知っている民族なんですよ!

だから、やれ神道だ、やれ仏教だ、ではなく、本当に大事な教えを素直に吸収し、学び、心の教えをしっかりもった上で開眼してください。

心の曇りがあると、世の中も曇って見える


頭で心をつくるんじゃなくて、まず、心で頭をつくること。

そのうえでしっかり開眼して、本物のスピリチュアルを捉えること。

上っ面のスピリチュアルをどれだけ学んでも、何にもならないからね。
これが大事。

それができないと、波動高く、次元高く、思考高くとはいかないですよね。

 

頭で物事を考えている限り、邪念が生まれる。
しっかり自身の心で考えて、行動をとればよいんです。
それで体感したことが、頭に入ってくる。
そうしたら、世の中がクリアーに見えるんじゃないですか。

心の曇りがあると、世の中も曇って見える。
それは、世の中が曇っているんじゃなくて、あなたの心が曇っているんですよ。
眼鏡が曇っていれば、どんなきれいな景色も曇って見えるでしょ?
それと同じこと。
心がクリーンになれば、頭もクリーンになり、世の中もクリーンになります。

自分の中に「光軸」を立てるには?

まずは人間としてまっとうに生きて、光軸(自分自身の中の明確な柱)を立てること!

そうすれば、自分自身も開かれるし、そういう人たちの集合意識から発せられる「宇宙共通意識」というものがうまれて、みんながそれに気づいていくのではないでしょうか。
そうすることで、「大宇宙・大調和」とされる世界にみなさんが入っていけるのではないでしょうか。

そして、磨き上げられた自身の存在が、地球や宇宙にどうやって貢献できるのか、何が正しいのかを『自分自身』で解きなさい。

厳しく聞こえるかもしれないけれど、もうそういう時代です!

誰かや何かに頼るのではなく、自分自身の心で考える。答えを自分で出す。そして、行動する。
ずっと同じことを言っているけど、これしかないのです。

自分の中に「光軸」を立てるのも、あなた自身。
それに必要なのは、心の自立。精神の自立。

今の日本人に必要なのはここだと思う。
自立した者同士が重なれば、さらにそれは強い力になる。

各々がしっかりと心で考え、宇宙と繋がる光軸を立てて下さい。『心眼』無くして『開眼』はありませんからね。

 

プロフィール/ 関暁夫 Akio Seki
Mr.都市伝説。日本のミステリーテラー。人気番組「やりすぎ都市伝説」などテレビ・ラジオ番組で活躍しながら、YouTuberとしても登録者数約47万人を有し、活動の幅を広げ、進化し続けている。書籍『Mr.都市伝説』シリーズは累計300万部のベストセラー。
おすすめの記事