
占星術と聞くと、「当たる・当たらない」「未来を占うもの」というイメージを持つ方も多いかもしれません。
けれど本来の占星術は、未来を決めつけるものではなく、自分自身を深く理解するための地図のようなものです。
私たちはなぜ、同じような悩みを繰り返すのでしょうか。
なぜ、あるテーマだけは人生で何度も浮上してくるのでしょうか。
本書『アストロロジカル・マンダラ ― サビアン・シンボル占星術』は、そうした問いに、占星術という視点から静かに光を当てていきます。
サビアン・シンボルとは何か?
本書の中心となるのが「サビアン・シンボル」です。
これは、星座をさらに細かく分けた360の度数それぞれに与えられた象徴的なイメージのこと。
たとえば、
・ある度数には「新しい世界へ踏み出す象徴」
・別の度数には「内面を深く見つめ直す象徴」
といった具合に、人の意識や人生のテーマが、象徴的な言葉で表現されています。
難しそうに感じるかもしれませんが、占星術の知識がなくても大丈夫です。
サビアン・シンボルは「覚えるもの」ではなく、感じ取り、人生と照らし合わせるものだからです。
「アストロロジカル・マンダラ」という新しい読み方
本書の大きな特徴は、サビアン・シンボルを単独で解説するのではなく、
「マンダラ(円環)」という全体構造の中で捉えている点にあります。
人生は一直線ではありません。
前に進んでいるようで、同じ場所に戻ってきたように感じることもあるでしょう。
マンダラとは、部分と全体が常につながり合う構造を持つ象徴です。
本書では、360のサビアン・シンボルを、人の意識が成長・統合していく流れとして立体的に配置しています。
そのため、自分の星の度数を知ることで、
「今、人生のどの段階にいるのか」
「これから何を統合していく時期なのか」
が、自然と見えてくるのです。
初心者でも「自分のこと」として読める理由
占星術の本は、専門用語が多く、途中で挫折してしまうことも少なくありません。
本書は、そうした壁をできる限り低くするために、
・象徴の意味を人生の具体的な感覚に結びつけて解説
・「良い・悪い」という評価を手放した視点
・読者自身が内省できる余白
を大切にしています。
そのため、占星術の経験がなくても、
「これは自分のことかもしれない」
と感じながら読み進めることができるでしょう。
星は「運命」ではなく、可能性を示している
本書が一貫して伝えているのは、
星はあなたの人生を縛るものではなく、可能性の地図であるという考え方です。
同じ度数を持っていても、どう生きるかは人それぞれ。
星は「こうしなければならない」と命じる存在ではありません。
むしろ、
「あなたの中には、こういう資質がありますよ」
「このテーマに向き合うと、より自由になりますよ」
と、優しく示してくれる案内人のようなものなのです。
自分の人生を、少し俯瞰して見つめたいあなたへ
『アストロロジカル・マンダラ ― サビアン・シンボル占星術』は、
答えを与える本ではありません。
けれど、
問いの向き合い方を変えてくれる一冊です。
今の自分は、どこに立っているのか。
これまでの体験には、どんな意味があったのか。
そして、これから何を生きようとしているのか。
占星術初心者の方こそ、
「当たる・当たらない」を超えた、
本来の占星術の深さとやさしさに触れていただけるはずです。
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