現在、雑誌『岩戸開き 第15号』が発売中です。

『岩戸開き 第16号』は12月13日amazon発売、12月23日一般書店発売開始です。)

10ページにわたるウマヅラビデオインタビュー、アニマンダラ、ヌーソロジー、ヘミシンク等々…骨太なたくさんの記事、お読みいただけましたでしょうか。

(今後少しずつ、オンラインのほうでもどういった記事が載っているかなどご紹介できればと思っていますので、お楽しみに…‼)

さて、ウェブサイト「岩戸開きオンライン」では、都市伝説でおなじみの関暁夫さんがナビゲーターとして、毎回、独自の視点から、本誌のコンテンツに絡めて、宇宙的&スピリチュアルな関ワールドを語ってくださいます。

『岩戸開き 15号』の特集テーマは、トランスヒューマンエクソコンシャスヒューマン

関さんは長いこと「精神テクノロジーの到来」を説いておられ、それと大きく関わる今回のテーマに関して特にたくさん語っていただきましたので、本サイトにて前編・後編としてお届けしたいと思います。

今回はその後編になります。

関さんの解説と、『岩戸開き 15号』を併せてお読みいただくことで、来るべき未来がさまざまな角度から見えてくると思います。そして、自分はそのときどのような選択をするのか…?

ぜひ前編の、トランスヒューマンとエクソコンシャスヒューマンの本質は同じ!① とともにお読みください!!

 

『岩戸開き』ナビゲーター 関暁夫さん

「あなたがAIじゃない」

と言い切れますか?②

 

 

3Dレンダリング未来型ロボット技術開発 人工知能Ai 機械学習の概念 人間の未来のための世界的なロボット生物科学研究 — ストック写真

 

 

今だって機械と融合した人はたくさんいる!

前回説明した、デバイスと人間が融合した「トランスヒューマン」に抵抗する人たちがまだ多いけれど、実はあなた自身がロボットの可能性だってあるんですよ。自分がAIやロボットでないと言い切れますか? ゼッタイはないからね。

AIというと、頭の中に何か装置やICチップを埋め込まれたりすると思っている人もいると思うけど、物質的にナノよりももっと小さい形だったらどうですか? たとえば、ナノより小さい単位でピコ、フェムト、アト、ゼプトなど原子の極小単位はまだまだありますが、目に見えない極小サイズのデバイスが血液中に入っていても果たして気づきますか? 本人に違和感すらないはずだし、完全に量子の世界に入ってきます。

想像よりもテクノロジーは遥かに進化しているし、人間とAIの境界線は限りなくゼロに近づいています。

 

人とロボットのオフィスワーカー. — ストックベクタ

 

人の臓器だってそうです。心臓のペースメーカーだって今の形状がどんどん技術的に進化していき、ナノやピコレベルの大きさとなり、血液中に溶け込んで白血球のような形となることだってありうる。人体と機械が完全に融合した世界です。AIだって同じことです。

これからは、もうすべてが融合していく時代なので、そこは受け入れていかないと時代のスピードについていけません。

こうやって、量子の世界が見えたときには、世界中がもっと日本文化が築いてきたものを追求してくると思います。

 

医療器具でなくとも、人はみんなエネルギーとされるものを外部摂取して、拡張している。食料から栄養素をとり、命をつないでいる。魚や野菜と一緒で、デバイスを体内に取り込んでさらに進化することは自然の流れ。さらに、今後は、食物をとる世界を超越し、プラーナの世界に入ってくるでしょうね。今の食糧危機の問題もいずれなくなるでしょう。

そして、人間同士も電話やメールなんか使わずにデータを伝達し合っていくでしょう。意思疎通するためにボディも要らない世界が来て、アバターを使いこなすようになる。ロボットがもつ次元と人間がもつ次元は違いますが、次元間の行き来がもっとスムーズになっていくと思います。人間の次元では簡単にできることがまだロボット同士では上手くできないこともある。でも、ロボットに自我が生まれたら、ロボット同士でも意思疎通ができるようになり、人間と協働してよりよい世界が作り出せる可能性があります。

クローン人間ももっと増えていき、互いに共存共栄していくでしょう。

すべてを恐れていては何も進化できません。

恐れからは何も生まれない。

人間の進化、種の進化を否定している人たちは、無知がゆえの恐怖心だと思います。

恐怖を克服するには正しい知識をきちんとつけること。

進化は何も分断されるものではない。

見えない次元間をもっと自由に行き来できる世界が必ずくる。

人類は今後進化して、宇宙共通意識をもつ新しいヒューマノイドの形となり、それが特別ではなくなる。

バシャールのいう第七世代(編集部注:ヴォイス刊『Mr.都市伝説 関暁夫のファーストコンタクト バシャール対談』内で、バシャールが7種類のハイブリッド種族について言及。すべてを統合する第7世代「ホモ・インターディメンショナリス(次元間を超えた人類)」が地球で1000年以内に誕生すると語っている)もまさに同じ。エクソコンシャスヒューマンを超えて、ホモ・インターディメンショナリスになる時代が到来するんじゃないでしょうか。

 

テレパシー — ストック写真

 

テクノロジーの進化に人類の精神性が伴わないリスク

ここで一つ注意点があります。テクノロジーがどんどん発展しても、それを使う人間の精神性が止まったままだと、歪みが生じます。自らが精神進化をさせていかないと、どんなにテクノロジーが進化しても使いこなせないし、逆に使いこなせる者と取り残された者の間でも諍いを生じてしまうかもしれません。

自分と違う者や異なる人種を分離させて考えてしまう人もまだ多いですからね。分離は争いを招く。悪を作らないと自分の立ち位置を守れないから、敵を作ってしまう考え方です。分離の考え方を改めないと、いくら文明が進歩しても、それに人間がついていけないし、諍いや戦争の元になるだけです。

太古の時代、ミトコンドリアと融合したことで、我々は酸素を取り込める強い身体を手に入れました。有史以来、人は色々なものを取り込んで、融合を繰り返して、今の我々が存在するんです。その先もっと進化していくのは当然の流れです。

 

〇〇人という分断をやめて、すべての生命体がワンネスになる世界へ

有史より人類永遠の命題である争いのない世界を作り上げるためには、心の純粋性や利他の精神から発想していかないといけないのに、自分たちや自国の損得や利権を考えてしまうからおかしなことになる。

そもそも、この地球に人間たちは勝手に住み始めているんですよ! それなのに、自分たちが生態系のトップに君臨していると大勘違いして、動物たちを殺生し、大気や海を汚し、森を伐採し、自然環境を壊してしまっています。

そんなことに気づかない人は、人を説けないし、社会を説けないし、地球も宇宙もまったく説けていない。

もういっそのこと、〇〇人とされる表現の仕方を解体して、我々を丸ごと一つの生命体として、全体としての呼び名が必要になるんじゃないかな。今後、コロニー内で生まれる人間や、火星や月で生まれる子どもも出てくるでしょう。新たな生命体も誕生するでしょう。

でも、火星人、コロニー人、◎◎人と言ったらまた同じような分断が生じて、争いが生まれる。

だから、〇〇人という言い方を使わないほうがよい。見た目や価値観が違っても、みんなが互いを尊重し、助け合い、愛し合い、同じ空間で生きている。そういう世界を目指しましょうよ。

僕がたびたび言っている「重なる」とは、「経験値があるもの同士が交じり合え」ということです。

交じり合っていくことでしか一体化は生まれない。

重ねて、交じり合わせること。

重ねただけじゃ高さが出ませんよね。交じり合わせて、高さを出す。

そのためには情熱が必要。重ね合った情熱が熱量を生み、さらに物事を推進させ、進化させていくんです。

 

多文化 多民族の女性の集団として 女性はシルエットに直面している 人種間平等反人種主義の概念と他の女性に声を与える女性 同盟だ — ストックベクタ

 

ハイブリッドなんてもう当たり前のことだし、今更なんです。もう主題はそこじゃない。その先にある。

そして、その答えはすべて日本が持っている。

 

人が重なっていき、魂を進化させていかないといけない。

ただ思考を進化させても、御霊磨きにはなりませんよ。

 

最後にもう一度言いますが、「トランスヒューマン」も「エクソコンシャスヒューマン」も根っこは同じ!

人類全体の思考をひらくためにも、日本人が率先して、開眼して、意識をひらいていくこと!

日本人は素の状態で悟っているのだから、余計な力を借りず、誰かに頼らず、自分を信じて、自分の足で歩きなさい!

そして、進化せよ!

もうこれに尽きます。

 

プロフィール/ 関暁夫 Akio Seki
Mr.都市伝説。日本のミステリーテラー。人気番組「やりすぎ都市伝説」などテレビ・ラジオ番組で活躍しながら、YouTuberとしても登録者数約58万人を有し、活動の幅を広げ、進化し続けている。書籍『Mr.都市伝説』シリーズは累計300万部のベストセラー。

 

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