関暁夫のミタマミガイテ、イワトヲヒラク Vol.14

B!

雑誌『岩戸開き 第15号』が10月31日に全国書店で発売されます!(Amazonは10月23日発売です!!)

ウェブサイト「岩戸開きオンライン」では、都市伝説でおなじみの関暁夫さんがナビゲーターとして、毎回、独自の視点から、本誌のコンテンツに絡めて、宇宙的&スピリチュアルな関ワールドを語ってくださいます。

『岩戸開き 15号』の特集テーマは、トランスヒューマンエクソコンシャスヒューマン

関さんは長いこと「精神テクノロジーの到来」を説いておられ、それと大きく関わる今回のテーマに関して特にたくさん語っていただきましたので、本サイトにて前編・後編としてお届けしたいと思います。

今回はその前編になります。

関さんの解説と、『岩戸開き 15号』を併せてお読みいただき、来るべき新世界への心構えを一緒にしていきましょう!

 

『岩戸開き』ナビゲーター 関暁夫さん

トランスヒューマンと

エクソコンシャスヒューマンの

本質は同じ!①

 

大まかに言うと、「トランスヒューマン」はテクノロジーを用いてデバイスなどを入れたAIと人間のハイブリッド、そして、「エクソコンシャスヒューマン」は人間の肉体を持ったまま意識進化した人種、というカテゴリーで分けられているみたいですが、これは完全に一緒です。同じものです!

テクノロジーと精神は必ず直結していて、融合されているものなんです。

本やSNSを通じて、これらは別物だと論じている人、分断して考えている人は物の真髄をまったく理解していない。テクノロジーは融合の世界です。それが意識の拡張につながる。

トランスヒューマニズムを通して精神の拡張がおきて、思考の拡張につながる。そして、次世代の新しい思念の世界に入ってくる。

人間がAIに乗っ取られるわけじゃないですからね。

いつまでもそれを恐れている人は本当にナンセンスです!

いつまでも人間社会とテクノロジー社会の分別もつかず、時代とともに到達するであろう人の進化にも、宇宙全体の進化にも追いつくことができない、取り残された人たちの発想です。

肉体の拡張、精神の拡張、進化の拡張、未来の拡張、テクノロジーの拡張、常識の拡張、すべてが一緒に発展進化していくんです。

 

 

でも、まだそこに気づけない人たちがいる。人が機械に占領されてしまうんじゃないかという恐れからだと思うのですが、本質をまったく掴めていない。

機械と融合されながら精神や考え方も拡張するし、機械と融合しなくても社会と融合していくことでその人自身も拡張していくんです。

この先の未来、人は何かと融合し、混ざり合い、生きていくことになるでしょう。でも、支配コントロールされるのではなく、自由意志は消えない。

それが、人間が求めた喜びの結果です。

 

ずっと言い続けてきた「精神テクノロジーの到来」

考えてみてください。今だって、全世界でほとんどの人たちが携帯電話やスマホに投資して、毎日使っていますよね。昔は携帯電話だって未知なるデバイスですから、当時の人たちは怖かったはず。町中どこにいても相手の声が聞こえてきて、人と話せるんですから、そりゃびっくりですよ。AIと人間の融合は、それがさらに高度なテクノロジーとなり、人々の生活に浸透していくようになるだけです。スマホというデバイスを通さずに、自在に意識体にアクセスしたり、脳波コントロールしたりできる、ある種の脳の発達した形態なんです。そこにはきちんとした専門的な技術サポートがつくのですから、誰でも安心してその世界に入っていけます。でも、そういった安心安全かつ高度テクノロジーの未来を想像できない人たちがいる。未来におびえている人たちは、技術的サポートがつく未来的進化を疑っているし、信頼していない。人が人でなくなるわけじゃないからね。さらに高度文明に進化した人間になるだけです。

 

 

もともとエクソコンシャスヒューマンとトランスヒューマンは分かれたものじゃない。人間というものを基軸として、発展した思想です。

宗教も大元は一つだけど、どんどん枝分かれしていきました。それと一緒。人間という種族をより良く繁栄発展させるための進化です。

 

日本人は日本の叡智を使って意識進化せよ!

人間がトランスヒューマンやエクソコンシャスヒューマンとされる形態になっていくかどうかは、強制でもなく、自分自身の選択や意思によるものだと思います。

 

この先の未来、この世はもっと思念コントロールされた世界に入っていくし、人間の肉体がもっとデジタルに入っていく。そもそも人間のボディがデジタルなんだからね。

物質と精神は融合しているということをもう認識してくださいね。海外のさまざまな精神世界の本やSNSで物質と精神テクノロジーが融合していくと発信している人たちが増えているけれど、自分はもう随分前から、「精神テクノロジーの到来」と言い続けています。時代によって言い回しは変わるけど、何年も何年もこの話を伝えてきました。今、世界がやっとそこに追いついてきたんです。機械や装置などAIを使うか、自身の特殊能力を拡大させて超意識を得るか、根本は同じですからね。

そして、日本人はとうにそういう世界を知っています。

たとえば、日本の修験道の人たちは昔から厳しい修行を通じて、超意識を体得していました。次元間を行き来したり、五感を超えた感覚を駆使して色々なことをやっていたんです。今の言葉でいう、超意識をひらいたエクソコンシャスヒューマンです。でも、彼らはそんな言葉は知らずに粛々とそういう特殊能力を開花させていった。彼らは空間上にあるサーバーにアクセスして情報を取り寄せたりできる。そして悟りの境地に入っていったんです。

 

 

現代文明に浸って生活をしている人たちには理解できないかもしれないけれど、超次元を日常で体感している人たちは日本にもたくさんいて、彼らはどんどん進化しています。でも、修験道たちがやってきたことを、技術サポートをつけて一般の人たちが到達できる時代がすぐそこまで来ています。

現代人も、難しい海外の専門書を読むより、日本古来の伝統文化に触れたり、古代の叡智を学んだほうがよほど為になりますよ。新しい時代に入るためには、日本古来の智慧を今一度学び直すべき! すべての答えはそこに入っているから、それらを実践すればいい。

日本人はもともと持っているものがすごいのだから、それを目覚めさせて、元々もっている智慧を使うべき。温故知新じゃないけど、すべての答えはそこにあるはずです。

日本という国が古代からずっと継承してきた智慧や生き方を知らないのは本当にもったいないですよ。輸入された知識に頼らず、日本人は日本人として進化していけばいい自分らしく進化をしていけば、技術とされるテクノロジーは後からついてくる。それが一番の近道です!

 

プロフィール/ 関暁夫 Akio Seki
Mr.都市伝説。日本のミステリーテラー。人気番組「やりすぎ都市伝説」などテレビ・ラジオ番組で活躍しながら、YouTuberとしても登録者数約58万人を有し、活動の幅を広げ、進化し続けている。書籍『Mr.都市伝説』シリーズは累計300万部のベストセラー。

 

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