関暁夫のミタマミガイテ、イワトヲヒラク Vol.1

B!

2022.6.30、ついに雑誌『岩戸開き』が創刊されました。ウェブサイトでは、都市伝説でおなじみの関暁夫さんがナビゲーターとして、毎回、独自の視点から、本誌のコンテンツに絡めて、宇宙的&スピリチュアルな関ワールドを語ってくださいます。

『岩戸開き』ナビゲーター 関暁夫さん 

一人ひとりが成長し、それぞれの宇宙から
素敵な言葉を降ろしていける時代が来る

 

まずは、雑誌『岩戸開き』の船出、おめでとうございます!

テーマの一つが日月神示だそうで、実は、僕は15年くらい前に千葉県の台方麻賀多神社(だいかたまかたじんじゃ)に取材で行ったことがあります。

 

樹齢約1400年の大きく立派な一本杉の正面を見て、そして、裏側を見せてもらい、とんでもない衝撃を受けました。

生命体、宇宙、森羅万象の在り方、しくみ、もう全部をドーンと一瞬で見せつけられた。

 

「あー、そういうことですか! わかりました! ありがとうございます!!」とすがすがしい笑顔になって、一本杉さんを一周させてもらったのもいい思い出です。

 

あの一本杉は、間違いなく、宇宙とつながるポータルとされる場所だと思いますね。

 

そして、この境内にある天之日津久神社(あめのひつくじんじゃ)こそ、岡本天明さんが天からの啓示を受けて自動書記をはじめることになった地ですよね。

そのとき、僕たちは、岡本天明さんが生前使っていたアトリエやお墓まで訪ねることができたんです。

当時、よくわからないままに、まるで天明さんに呼ばれるように、どんどん色々なゆかりのある場所に行かされて、彼の関係者の方ともお話して、天明さんの描かれた絵画や貴重な資料も全部見せてもらいました。

 

それで感じたことは、天明さんのもどかしさというか、やるせなさというか、そういう感覚です。

 

なんだろう、日月神示もそうだし、他にも自動書記であらわされた書物はたくさんあるけど、〇とかレとか数字とか、読み解きも非常に難しいし、それが長い歴史と共に色々な人の解釈が入っていって、本来の真意とは違ったものになることもあるんじゃないでしょうか。

 

それならば、ポジティブによい内容の解釈をして、多くの人たちに希望を与えられるようなものになったらいいですよね。

 

確実なのは、あのとき、何かが天明さんに降りた。

でも、その言葉の持つ本当の意味は誰もわからない。

 

そこから本当に読み取れることなんて実は一握りもない。

 

それより、一人ひとりが成長して、素敵な言葉を各々が通じる宇宙から降ろしていけばいい。

そうやって、みんなの中に眠るエネルギーを発動させる言霊を伝えて、周りをどんどん変えていけばいい。

 

でも、そのためには自分の人格磨き、身魂磨きがとても大切です。

人格のレベルを上げていくためには、とにかく、自分自身が行動すること。それでしか、次のレベルに到達できない。そこに達したら、また行動して、次のレベルを目指す。体感しないと何も生まれないからね。

 

それが、日月神示をみんなで実践できる一番よい取り組みなんじゃないでしょうか。

 

プロフィール/ 関暁夫 Akio Seki
Mr.都市伝説。日本のミステリーテラー。人気番組「やりすぎ都市伝説」などテレビ・ラジオ番組で活躍しながら、YouTuberとしても登録者数約47万人を有し、活動の幅を広げ、進化し続けている。書籍『Mr.都市伝説』シリーズは累計300万部のベストセラー。

 

最新の記事はこちらから